- 着付け教室に通うと、着物を買わされそうで怖い!
- 着物なんて着たことないからわからない!
- 着物を着ても出かけるところがない!
着付けに興味があってもこんな不安ってありますよね。
実は私、着付け講師をしていたことがあります。
習い始める前は、着物のことなんてまったくわからないのに着付けを習った経験があります。自分自身、よく挫折せずに続けれたと思います。
着付け教室って資格もとれるので、着付け講師や成人式の着付けの仕事もできるんですよ。
この記事は着付けに興味があって習ってみたい。でも、どんなことを教えてもらうかわからないから不安。そんな方に向けて、初心者の着付け教室の悩みを解決できる記事になっています。
着物を習い始めたきっかけは?
私が着付けを習い始めたのは、子供売場の担当で夏場は浴衣の販売があるため浴衣を着ることに…。でも本音は、浴衣とか着物はあまり着たことがなかったので、ちょっと嬉しい気持ちもありました。
しかし、初心者なので簡単な浴衣でも着方がわからない。毎回、着付けできる同僚にお願いしていたのですが、自分では浴衣が着れないし帯結びなんて無理。恥ずかしいし情けない思いをしました。そこで他の同僚が
「1人で着付けを習いに行くのは嫌だから、一緒に行こう!」
と誘ってくれたのがきっかけです。
浴衣の販売をしていると、もちろん試着もあります。着付けは大人と同じなので、「まず自分で着方を覚えないと…」と実感したのが続けられた理由です。
数年後、資格を取って着付講師をしていましたよ。わからないものですね。
着付けなんて洋服だから必要ないと思われますが、着付けの資格も取れる・マナーや立ち振る舞い(所作)も学ぶので女子力がアップします。
自分で着物が着れるだけでなく、取得後は着付け講師・スタッフ・成人式の着付けなどの仕事もあります。私も成人式の着付けはしました。
着物を着るということで、新しい自分の一面を発見できるかもしれません。最初の一歩、新しいことにチャレンジしてみませんか?
自分で着物を着たことないけど大丈夫?
「着付け教室ってどんなことを学ぶの?」
着付けを習ってみたいけど、「費用も高そう」「着物を買わされるかもしれない」というイメージがあると思います。
それに敷居が高そうな感じがしますよね!
いきなり入会するのではなく、まず着付け教室の無料体験を受講することをおすすめします。
まず入会する前に無料体験教室に行って着付けを体験してみて、聞いておきたい不安なことを質問されたほうが安心できます。
私の受け持っていたクラスも、ほとんどが初心者の方ばかりで年齢層もバラバラ。10~70歳代と幅広かったです。
小さなお子さんがいらっしゃる方は、七五三・入園式・卒園式・入学式と言った「子供の行事に着たい」と言われて習いに来られていました。
着物初心者でも大丈夫!
着付け教室は、まったくの初心者の方から着物を着れるように教えてくれます。
着物の着方を忘れた人・すこし着方の経験がある人も、全員初心者として授業を進めていきます。
いち瑠着方教室は、1クラス5名程度で着方の練習をしていきます。みんな初心者としてスタートするので安心して授業についていけますよ。
着物の着方には順番があります。毎回最初から練習。頭で覚えなくても手と身体が自然に着方を覚えていくので心配ありません。
着物・帯を持っていなくてもOK!
着物の着方ですので、着物は必要になります。しかし「いち瑠」では着物を持っていなくても、着物・帯はレンタルできるので心配いりません。
自分で持っている着物があれば持参してもいいですが、着物と帯ってけっこう重いんです。レンタルして身軽で行くほうがいいかもしれませんよ。
テキストと筆記用具は必要です。
習うのは着物の着方だけ?
- 着物についての知識
- マナー
- 着物のお手入れの仕方
着物の着方だけではなく、着物に関することも学びます。
私が知っていることは着物・帯・足袋ぐらいでした。情けないぐらいの初心者です。
恥ずかしいことですが、授業が始まる前には毎回一緒に行ってた同僚に「着物の右と左、どっちが上?」って聞いていたぐらいです。
そんな初心者が「着付け講師になれた」と報告したら驚いていましたよ。
着物を着てお出かけします!
ずっと教室の中で着方のレッスンをしていると、誰にも着物姿を見せないのはもったいないと思いませんか?
着物を着て街を歩く姿、憧れますよね。
着物に慣れていないと街を歩くのは勇気がいりますが、着物姿は人に見られて上達していきます。
着物姿で歩いていると、すごく目立ってしまいます。
下から上まで眺められます。近くに寄ってきてまで見られます。(経験しました)
着方が下手だと恥ずかしくなるので、どうしてもきれいな着方を目指したくなってくるんです。(これ上達しますよ!)
それに実際、着物を着て動かないとわからないことがたくさん出てきます。
街を歩くと、どうしても着物が着崩れてくるので着崩れの仕方も学べます。
着付けを習ってプラスになること!
洋服と違って着物ってどんなところがいいのかわからないですよね!
立ち振る舞い(所作)がきれいになる
ふだんの生活は洋服ですよね。着物を着ると洋服のように活発に動けません。
洋服だと物を落としても前かがみすれば簡単に拾えますが、着物を着ていると帯があるので前かがみができません。
どうすればいいか?
膝を曲げて腰を落としてかがめば簡単に拾えます。
この所作は洋服の時にも使えます。見た目もきれいに見えますよ。
着付けを習っていると、所作が自然と身についてきます。洋服の時にも使える所作もあるので女子力アップになりますよ。
姿勢が良くなる
着物を着ている方は、背筋がピンとしてすごく姿勢がいいですよね。帯があるのでどうしても背中はまっすぐになります。
椅子に座る動作でも洋服だと深く座ってリラックスできますが、着物だと帯を締めているので、椅子には浅めに「ストン」と腰を落として背筋を伸ばして座ります。
立ち方・座り方の動作が、洋服を着た時と違います。
着物姿でまっすぐな姿勢でいると、洋服の時にもピンとした姿勢が身についてきます。
着付け教室というと少し習いにくそうなイメージですが、女子力アップ・美人度アップをしてみませんか?
着方教室「いち瑠璃」では、無料体験予約中
着付けレッスンのQ&A
着付けのレッスンは着物に着替えます。それについてのQ&Aで紹介しておきます。
着付け教室にいく格好は?
服装はどんな格好でもOK。もちろん洋服から着物に着替えるので、脱ぎ着がしやすい服装がいいです。
髪型はロングでもショートでも大丈夫。ロングの場合はレッスン中はヘアゴムなどでまとめておきます。
靴下、タイツ、ヒートテックは履いててもいい?
何を履いていてもOK。しかし、レッスンになると足袋を履きます。
靴下なら足袋にはきかえやすいですが、タイツなどの足の指が出ないものは脱いでもらいます。10分丈のヒートテックのようなものがおすすめです。
下着はどんなものがいい?
下着はどんなものでもOKですが、ワイヤー入りだと胸が大きくなってしまうので、スポーツブラのようにワイヤーの入っていないものがおすすめです。
洋服と着物では体型補正の仕方が変わってきます。着物の場合は、体の凹凸はなくすように着ますので、ガードルなどの補正下着は避けたほうがいいです。
まとめ
着付け教室は費用が高そうなイメージや、着物を買わされるかもしれないという気持ちがあると思います。
いきなり入会するのも敷居が高そうだから、入会するのはやめておこうという人も少なくありません。
まず入会する前に無料体験教室に行って着付けを体験してみて、聞いておきたい不安なことを質問されたほうが安心できます。
それに着付け教室では自分で着物を着るだけでなく、マナーや立ち振る舞い(所作)も学ぶので女子力アップにもなります。
洋服の時にも使える所作もあるので、きれいな立ち振る舞いが自然と身につきますよ。
着付けの資格もとれるので、取得後は着付け講師・スタッフ・成人式の着付けなどの仕事もあります。
新しいことにチャレンジして、自分磨きで素敵な女性になってみませんか?